今日は「その日のレッスンが終わった直後に次回のレッスンを組み 立てる」シリーズ第3回で最終回になります。
昨日(火曜)のレッスンのレッスンプランとレッスン準備は先週水曜日には完成していましたが、 レッスン自体はその一週間後なので、 せっかく立てたレッスンプランを思い出すのに時間がかかったら嫌 だなと、シリーズ第2回では不安に思っていました。

レッスンが終わった直後に次回のレッスンの準備をする、 のメリットとしてシリーズ第2回で書いたのが次の3つ。
- 時間短縮:レッスンプランを立てる時に、前回のレッスンがどんな内容だったか、うまくいったこと、改善したほうがいいことなどを思い出す手間が省け、とてもとても時間短縮になりました。思い出せなくて、「ま、いっか」ということもありません。
- 時間厳守:一つ一つの活動にどのぐらい時間がかかるかということを、より具体的に想像できるので、時間通りにレッスンを終えることができました。
- 質向上:レッスン内容の質がすごく上がりました。レッスン準備に充てられる時間と私の労力・気力は限られています。その大事なリソースを、「前回のレッスンを思い出す」という無駄な作業に充てずにすんだので、よりクリアな頭でじっくりと新しい内容に集中して考えることができました。なので、全体としての労力・気力は変わらないかもしれません。一生懸命考えて,やっぱり疲れました。でも、より子ども達にとって楽しく、記憶にも残りやすそうな活動や方法を準備できたのではないかと思います。これは仕事の質にかかわる、すごく大事な点ですよね。
レッスン内容を覚えているうちに次のレッスン内容を決めるの で、レッスンの質が上がる、というのが一番の大きなメリット。 でも今度は、 レッスンプランを立てたときからレッスン実施日までに時間 があいてしまうので、 自分が立てたレッスン内容を思い出すことに時間がかかってしまっ たら、それは2度手間だし、 デメリットになるのでは?
結論から言うと、その心配は半分当たり、半分はハズレでした。
なので、直前にもう一度レッスンプランを見てシュミレーションする必要が 、ある。
ただ、 そのシミュレーションは忘れていたことを思い出すためだけの時間 なのかと言うとそうではありませんでした。
一週間前に立てたたレッスンプランを見返すことで、 レッスンプランを立てた時には気づかなかったような、 もっと細かいところまでイメージできるようになったんです。 ここはこういう風に書いてあるけどもっと別の言い方をした方がい いな、とか、ここの活動の順番は逆にしてみようだとか。 思い出し作業をすることで、 レッスン内容を練り直してるんですよね。
さらに、レッスンプランには、忘れることを想定してもっと詳しく書いておけば、 より簡単に思い出せるはず。これで、デメリットはゼロに。
レッスンの準備を終わらせた先週水曜日から、 いざレッスンがあった昨日までの一週間は、本当に、 落ち着いて過ごすことができました。
今まで、 火曜の午前中はすごい集中力でレッスンの準備をしていましたが、 今回はシミュレーションをしたとしても時間がたくさんあるの で、畑仕事をしたり、自分がしたいことをする余裕もできました。
締め切りに追われたり、今やらなければまずい、 という気持ちでするのは、はっきり言って楽ではありますよね。 すごく集中するし。でも、 他の事が一切できなくなってしまうというデメリットと、 十分な品質が確保できないかもしれない、 というデメリットがあると思います。
一週間先の仕事をあらかじめしておく時には、 今やらなくても間に合うのに、、、と思う気持ちも正直、 あります。これが一番の、敵かも。
でも、時間的、精神的、肉体的にも、疲労度が全然ちがいます。 やらなきゃいけないからやるのではなくて、 したい仕事をしているような感じ?
収入が不安定だったり、 すべてが自己責任というプレッシャーの中で、 する仕事を自分で決めることができるのはフリーランスだからこそ 。
せっかくのレッスンの仕事も、 より質を向上してより子ども達が楽しく学べる時間が持てるように していきたいし、こうやって生まれた時間で、 畑仕事できることがとても嬉しいです。
英語のことわざに A stitch in time saves nine.
タイミングの良い一針は九針を省く。(今日の一針、明日の九針)
レッスンプランや仕事は面倒な問題ではないけど、仕事は、 記憶のあるうちに取りかかる方が、 記憶がうすれた時にまた一からするスタートするより圧倒的に楽だよ。と解釈することもできるのかなと思います。
↓ランキングに参加しています
ポチッとしていただけると、励みになります(^^)