脱公務員のよくばりライフ!

残業&持ち帰り当然の公務員ママだったけど、家族と体が壊れそう!フリーランスに転身して「じぶん時間」と「かぞく時間」、おまけに「収入」の充実なるか?!

翻訳のお仕事を頂くようになったきっかけ

翻訳・通訳って

語学に関わる人間にとっては

誰しも一度は憧れる花形の職業ではないでしょうか。

 

洋書とサンキライ

 

即時に適切な表現が求められる通訳は

難しすぎてハナから諦めていたのですが

 

大学では英文学を専攻するほどの

文学好きだった私。

「翻訳家」を目指した時期がありました。

 

通訳翻訳ジャーナルを何度読んだことか・・・

(英語学習法の一環として役立ててきましたよ)

 

 あまりにもゴールは遠く

手の届かぬ夢に終わってしまったと思っていましたが。

 

それが今、翻訳のお仕事を

いただけるようになったんです!!

 

そのきっかけはと言うと・・・

 

 

数年前、まだ高校教員として働いていた頃

娘が小学校に上がり、私も直面することになった

「小学校の壁」

 

それまで通っていた保育園は8時まで預かってくれ、

万が一の時に、とても助けられたのですが、

児童クラブは6時まで。

 

毎日6時までにお迎えに行けるはずもなく

ファミリーサポートセンターに登録し、

助けていただくことにしたんです。

 

おかげさまでなんとか一年を乗り切ることができました。

ファミサポにも、預かって下さった方にも

感謝の言葉しかありません。

フリーになってから3年経ちますが、

今でも籍はおいたままです。

 

そのファミサポさんが主催される研修会に

参加したのが2年前。

 

講師はNPO法人エスペランサ 堀西雅亮 先生

「みんなが安心して育まれる社会へ

~外国につながる子どもたちも、ともに~」

 

私の住む町は、田舎なのに珍しく人口が増えているけど、

それは外国の方が増えているからなんだそう。

 

例えば

2017年9月末現在、市内におられる外国籍の方

ブラジル籍 2450名(3年間で2.5倍)

中国籍    316名

ベトナム籍  187名

フィリピン籍 180名

韓国籍    132名

他      300名

      ※ NPO法人エスペランサ 堀西様作

 

その中で

日本語指導が必要な児童・生徒は

         小学校  中学校  計

ステージ1.2  40   17   57名

ステージ3以上  62   12   74名

計       102名  29名 131名

指導者      16名   9名  35名

      ※ 2017.9.19

         NPO法人エスペランサ 堀西様作 

(ステージ1,2は日本語がちんぷんかんぷんなレベル)

 

これだけたくさんの、日本語がわからない子どもたちが

学校や地域になんとか適応しようと頑張っている。

あるいは頑張れずにいる・・・

 

その現状を知り、

多様で複雑な子どもたちや大人の困難を「安心」に変えていこう、

その「多様さ」を「社会のタカラ」にしていこう。

 

をテーマに

先生のお話を聞いたり、みんなで考えたりしました。

 

ワークショップでは、フィリピンの言語で

書いてあるお便りからスタート。

 

「わかるところを手がかりに、内容を考えてみて下さい」

 

13:30~15:00に何かあるのかな?

絵から判断すると、何か学校関係のこと?

一番下はTeleponoってあるから電話番号?その上は、住所?

点線があるから、ここは切り取って提出するのかなぁ?

sasali / hind sasali が出席、欠席のことかな~?

 

なんとなく、ここまではみんなで知恵を絞りましたが

いったい何の会合なのか、内容が全くわからない

 

そこに先生が一言。

「今の皆さんのお気持ちが、外国につながる子どもをおもちの

保護者の方の気持ちです」

 

おお~。こんなに悶々とした・・・

 

さらに先生が付け加えられます。

「内容がわからなくても、提出しなくてはなりません」

 

ええ~

内容がわからないのに、出欠の判断できませ~ん

 

今、参加している私たちは、

言葉がわからない中で生活していく不便さをひしひしと感じています。

 

 

その勢いで、日本語で書かれた

よくある保護者文書を使った課題に取り組みました。

 

「この文書、もっとわかりやすくしてみましょう」

 

グループに分かれて話し合った後、

みんなでシェアしました。

 

・タイトルはそのものズバリがいいよね

・挨拶文はとってしまおう

・写真や絵を入れた方がわかりやすいんじゃない?

・抽象的な表現は、具体例にした方がわかりやすいかな

・難しい言葉はよりなじみのある表現にしよう

・日時は、ひにちと時間に分けた方がいいかな

 

そして、実際に使われた文書が配られます。

 

 

私たちが考えたとおり、タイトルがわかりやすくなっていました。

挨拶文もなくなり、表現もすっきりと。

持ち物やお願いも、箇条書きで短い表現になっています。

 

でも、ここまで考えるのは、とても大変でした。

何が「よりなじみのある表現」なのか。

人によって考えも違うし、

どこが難しい表現なのか、自分では気付きにくいことも。

どうすればもっとわかりやすいのか、思いつけなかったり。

 

「困った」という気持ちを感じることはできても、

その「困った」を解消していくためには

時間と、気持ちを込めていかなくてはならないと

この研修で学びました。

 

さっそく家に戻ってから、NPO法人エスペランサについて

調べてみました。

 

 

すると、市内の外国籍の子ども達にかかわる

ボランティアの募集をしていることを知り、応募しました。

 

そこで関わりができ、

英語の翻訳のお仕事もいただけるようになったのです。

 

英語のレッスンが増えてしまったので

放課後のボランティア活動は今年は行けていません。

 

ですが、英語の翻訳という形で

市内の外国籍の方々に、情報をお伝えする

お手伝いをしています。

 

地域に根付いたお祭りの由来などを

英語にしていくのは簡単ではありませんが

自分も役に立てているのだと感じられる

大切なお仕事として、一生懸命取り組んでいます。

 

翻訳という自分の夢をかなえるきっかけが

子どもを助けてもらったファミリーサポートから

いただけるなんて不思議な縁ですね。

 

フリーランスのお仕事は、

ひょんなところにきっかけがあるようです。